しぐまっく

愛機MacBook Pro(Mid 2010)を研究やら趣味やらに使っている際のおぼえがき.homebrewとかlinuxとかwebサービスとかも.

Webフォント はじめました。

はてなブログへのWebフォント導入ログを載せておきます.

サービス

TypeSquare [タイプスクウェア]
モリサワによるWebフォントサービス.10kPV/monthまでなら無料で1書体使用できるので,"Webフォント気になる" という人にはちょうどいいかもしれないです.
リュウミン,新ゴ,ヒラギノ等有名どころが揃っています.このサイトで使用しているのは 新ゴL です.(ちょっと合わないかな…?)

方法

  1. TypeSquare [タイプスクウェア] にアクセス.
  2. [ご利用申し込み] から必要事項を入力して,登録.(無料でできるのでご心配なく)
  3. ログイン後,[プラン・オプション設定] にて [利用サイトURL] にWebフォントを使いたいサイト/ブログのURL(ドメイン)を登録
  4. "プラン専用タグ" をコピーし,はてなブログの [デザイン] のヘッダ設定にペースト
  5. "利用書体一覧" で使いたい書体を登録後,CSSをコピーし,同じく [デザイン] のCSS設定にペースト

ちなみに,TypeSquareのサイトの "シミュレーション" から,サイトに色々なフォントを設定してみた場合の表示をテストすることもできます.

MacでWindowsのアプリケーションを実行/インストールして"みた"


MacWindowsアプリを実行したりインストールしたりする環境構築・設定については前記事を御覧ください.ここでは実際に使ってみた履歴を載せています.動作や導入の参考に.
※ 環境: Mac OS X Mountain Lion (10.8.5),Wine 1.6.1(Winebottler),Wine 1.7.0 (NX Wine)

まとめ

ソフト 処理方法 結果 備考
Giam NX Wine実行 HP
WSxM インストーラをWinebottlerで実行し,インストール ◯(一部機能×) 3D表示はエラーで落ちる.画像コピーはベクター形式ではできず.グラフは数値のみコピーされる.ファイル名がうまく表示されない
Sma4Win インストーラをNX Wineで実行 但しexportしたwmfファイルがうまく読めないため,実際に使おうとすると難しいかと.
Sma4Win Winebottlerでapp化 単一appにできることを確認.日本語フォントはNX Wineの方が良好

Giam ←追記

GIFアニメーション作成ソフト.簡便で十分な機能があり,Macでも使えるのは有難い.

WSxM (走査xx顕微鏡画像の編集等)

研究内容によっては欠かせないソフト.
Macで代替となるのは ImageSXM もしくは Gwyddion.GwyddionだとWSxMでも用いられるstpファイルが読めるため,そちらもオススメ.

MacでWindowsのドライブ等(NTFS)に書き込む

※メモ段階
OS X Mountain Lion (10.8) での場合を載せています.(実際にできるかは未確認ですが)

1. 無料,事前導入なし

NTFSファイル書き込み(Lion/Mountain Lion編)
前半部分.

2. 無料その1


ドライバを自前で作って入れる方法.要バックアップとのこと.

3. 無料その2


"FUSE"を利用したクロスプラットフォームなNTFSマウント環境,NTFS-3G for Mac OS X を利用.インストールするだけなので楽そう.

4. 有料

これは速い!MacからWindowsのNTFSボリュームへ高速に書き込みできるようにする Paragon NTFS for Mac OS X 10 | Macとかの雑記帳
Paragon NTFS (¥2,160) を利用.BootcampでWinからMacのHFS+を読み書きする場合もセットになったバージョン(¥3,240) もある.

特殊文字の入力方法(種類別) in mac

MacではOptionキー他を組み合わせると半角モードでも特殊文字が入力できるが,ここでは種類毎に分けてみる.
※ 以下,分かりやすいようにアルファベットキーを大文字で書いてあるが,Shiftを明記していない限りそのまま打鍵のこと
※ 環境によっては表示されない記号があるかもしれません.でもMacの人しか使いません…よね?
※ 英字キーボードでは…どうなるんでしょうか?

算術,数学,科学記号

キー 記号 備考
[Opt]+[Shift]+[^] ± プラスマイナス
[Opt]+[/] ÷ [/]キーなので分かりやすい
[Opt]+[^]
[Opt]+[<] or [>] ≤ ≥ 不等号.キーそのまま
[Opt]+[L] ¬ 否定.Lと形が似てる
[Opt]+[V] 根号
[Opt]+[D] 偏微分記号.読みdel(デル)の頭文字と考えれば
[Opt]+[B] 積分記号
[Opt]+[W] 和記号
[Opt]+[P] π パイ.読みpiより.[Shift]と同時で積記号"∏"に
[Opt]+[M] µ マイクロ.読みmicroより(ギリシャ文字のmuではなく補助単位のマイクロであることに注意)
[Opt]+[J] 文字ビューアで見るとデルタではなくIncrementという記号.フォントによってはちゃんと斜体ではなく立体で書かれる
[Opt]+[Z] Ω ギリシャ文字のアルファベットで言う最後の文字なので.ちなみにオメガではなくオーム記号
[Opt]+[Shift]+[8] ° 度記号
[Opt]+[Shift]+[A] Å オングストローム(北欧で使う母音のÅと多分共用)
[Opt]+[5] 無限記号

乗算記号×だけが英数環境で打てない謎.

特殊ラテン文字

キー 記号 備考
[Opt]+[E]→"e" é [Opt]+[E]で次の母音がアクセント(acute)付きになる.eでよく使うアクセント
[Opt]+[_(アンダーバー)]→"e" è (同上)次の母音がアクセント(grave)付きになる
[Opt]+[U]→"u" ü (同上)ウムラウト付き.uでよく使う
[Opt]+[I]→"e" ê (同上)ハット付き
[Opt]+[N]→"n" ñ (同上)ティルデ付き.nでよく使う
[Opt]+[O] ø 北欧系の言語でたまに出る.[Shift]と同時で大文字
[Opt]+[Q] œ 仏語で使用(e.g. œuf)
[Opt]+[S] ß sの派生
[Opt]+[9] ª 序数記号
[Opt]+[0] º 序数記号(度ではない)
[Opt]+[1] ¡ 逆感嘆符.下と違いなぜかShiftなし
[Opt]+[Shift]+[/] ¿ [Shift]+[/]="?"のoption版

以上のうち,アクセント付与ショートカットを[Shift]と同時に入力するとアクセント単体が入力できる.
他アクセント付きで直接打てるショートカットもあるが,冗長になるのでここでは掲載しない.

gnuplotの軸ラベルや数値の表示を変える

gnuplotで描いたグラフの文字に関する設定をまとめています.

フォント変更

# AquaTermの場合
set terminal aqua font "Lucida Grande,18"
# pdfの場合
set terminal pdf font "Helvetica,12"
もしくは
set terminal pdf fname "Helvetica"

注) pdfの場合,現在使えるフォント名が Helvetica, Times, Courier しか確認できていない.もし何か方法があれば,教えて頂けると幸いです.

ラベルや軸ラベルで特殊文字・書式

以下の特殊な文字や書式を扱う場合には,set term で enhanced 指定が必要.

set terminal pdf enhanced
# 他のターミナルでも同様に enhanced オプションを
上付き,下付き

TeXと同様 ^ (キャロット) と _ (アンダーバー),およびブロック指定 {} で記入.

# 例: x に下付き 0,上付き n+1
set ylabel "Enhanced text: x_0^{n+1}"
ギリシャ文字

Symbolフォントを使用.そのためHelvetica等San-serifタイプのフォントを用いている場合は若干スタイルが違うので注意.

# Angle θ [degree]
set xlabel "Angle {/Symbol q} [degree]"
# Resistance R [Ω]
set ylabel "Resistance R [{/Symbol W}]"

この {/~~ } 記法は他のフォント指定にも対応.

詳細はこちらのページが便利

記号
# ルート√と乗算×
# √2 × 10 -1
set ylabel "{/Symbol \326}2 {/Symbol \264} 10^{-1}"
目盛りticsのフォーマット

詳しくは http://folk.uio.no/hpl/scripting/doc/gnuplot/Kawano/tics.html
レポート等ちゃんとした形式でグラフを描きたい場合には必須.

# 対数グラフで10の累乗形式のみに
set logscale y
set format y "10^{%L}"
# 小数1桁 + 10の累乗形式
set format y "%2.1t{/Symbol \264}10^{%L}"

find のススメ

お世話になるたびに,Webで使い方を調べる find さんについて,Ref や よさげな使い方をまとめてみる.

使い方概要

UNIXの部屋さんが実例とともに説明してくれているため,分かりやすい.
個人的にはディレクトリ出力によく使う

$ find 探したいディレクトリ -type d -print

特定ディレクトリ除外 -prune

prune オプションの記述法に若干クセがあったので検索.

$ fine dir -name xxx -prune -o -print

みたいに -o オプション以降に処理を続けて書く感じ.

Homebrew上のOctave更新

octave-forge の signal ライブラリを使うために,octaveを3.8にアップデートしようとした際の覚書.

問題

$ brew install octave

でインストールしようとするが,そのままだと .texi 関係でインストールできなかったりする.
他の人の情報によると,Homebrewでのoctaveのレシピである octave.rb において "--enable-docs=no" をつける (or --without-docs オプションを付ける) とインストールできるようになるが,octave 3.8 では少なくともhelpだけでなくpkg関係も使えなくなってしまう模様.
そのため --without-docsをつけずにインストールした取り組みを記載する.

方法

http://kjunichi.cocolog-nifty.com/misc/2014/02/homebrew--witho.html のエントリを参考にした.homebrewでtexinfoが,別途TeXがインストールされていることを前提とする.

$ export PATH=/usr/local/Cellar/texinfo/5.2/bin:$PATH

でtexinfoのパスを追加.texのbinフォルダへは既にパスが通っているとする.
このまま

$ brew install octave --without-fltk --env=std

でインストールできれば良いが,筆者の環境ではここでもエラーが発生(ログ3参照).
TeX側の容量制限があるらしく,上限を上げる.

$ kpsewhich texmf.cnf

で出てきたファイルパスをvim等で編集.

save_size = 5000

のところを 20000 などに増やしてoctaveをインストールするとできる.

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